私は最新の住宅ローン金利や税改正などを調べるため、よくネットを利用します。またこのyoutubeのネタ集めの為に、たまに他の方のブログやyoutyube動画を見ることがあるのですが、そんな中、住宅ローンの変動金利に関する記載で気になるものを見ることがあります。

変動金利の1.25倍ルールってご存じですか？

変動金利の適用金利は半年ごと変わりますが、元利比率が変わるだけで、5年間は返済額が変わることはありません。そして5年がたつと、初めてその時の金利に応じて返済額が見直されるのですが、その返済額はそれまで返済していた額の1.25倍を超えないというルールがあり、このことから金利が大幅に上昇するときには、未払い利息が発生するというものです。
一部のネットバンクではこの1.25倍ルールがない場合もあるのですが、いまだに多くの金融機関がこの制度を採用している以上、仕組みを理解する必要は間違いなくあるのですが、たまにこの1.25倍ルールによる未払い利息の発生を必要以上に大きく扱い、不安をあおるだけの投稿を見ることがあります。
はっきりと申し上げますが、この1.25倍ルールによる未払い利息の発生は、今後起こることはありません。
ここではブログで、youtubeで目にすることがある、変動金利の1.25倍ルールによる未払い利息の発生が起こりえない理由を、具体的な計算をしながら説明をさせていただいています。

～内容はこちら～
1. 変動金利の1.25倍ルールとは何か？
2. 1.25倍になる金利上昇を具体的に計算
3. この金利ってどういう時代？
4. 不安を煽るだけの投稿に騙されてはいけません